2016/08/02更新、最終版です。 その他、開催に関する情報はSWoPP2016ウェブサイト を参照してください。

目次


8/8(月)

時間 中ホール 第1会議室 第2会議室 国際会議室
08:00-09:30
受付&会場準備
準備 準備 準備  
09:30-11:00
研究会
(OSは10:00開始)
HPC-1
●大規模データ処理
座長:清水 正明(日立)

( 1) 高性能分散ファイルシステムのための分散メタデータサーバPPMDSの評価
鷹津 冬将, 平賀 弘平, 建部 修見 (筑波大)

( 2) Towards Understanding HPC-Big Data Convergence Using Cloud Platforms
Salaria Shweta, Brown Kevin, Jitsumoto Hideyuki, Matsuoka Satoshi (Tokyo Tech)

( 3) I/O分割による遅延隠蔽を用いたOut-of-coreなGPU Set Intersectionの性能評価
佐藤 仁 (産総研/東工大/CREST), 溝手 竜, 松岡 聡 (東工大/CREST/産総研), 小川 宏高 (産総研)
ARC+CPSY+DC-1
●記号処理
座長:高前田 伸也 (奈良先端大)

Failure遷移を用いたハッシュ型複数ストリーム複数文字列探索手法の提案
○西村公佑, 西 宏章(慶大)

An FPGA Implementation of LZW Compression
○Xin Zhou, Yasuaki Ito, Koji Nakano(Hiroshima Univ.)

A GPU Implementation of the CKY Parsing using Bitwise Parallel Bulk Computation
○Toru Fujita, Koji Nakano, Yasuaki Ito(Hiroshima Univ.)
OS-1
●DBMS
座長:小沢 健史 (NTT)

(10:00開始)

DBMS 統合環境におけるトランザクション書き込みの高速化機構
斎藤 直人, 山田 浩史 (東京農工大学)

並列データベースシステムにおける演算子間データ配送方式
川島 英之, 建部 修見 (筑波大学計算科学研究センター)
 
11:15-12:45
研究会
HPC-2
●機械学習
座長:建部 修見(筑波大)

( 4) モデルの自動再学習機能を備えた予測モデルに基づくイベント処理ミドルウェア
竹内 幹雄 (日本IBM東京基礎研)

( 5) 学習条件を考慮した大規模非同期ディープラーニングシステムの性能モデリング
大山 洋介, 野村 哲弘 (東工大), 佐藤 育郎, 西村 裕紀, 玉津 幸政 (デンソー), 松岡 聡 (東工大)

( 6) MPIを用いたDeep Learning処理高速化の提案
山崎 雅文, 笠置 明彦, 田原 司睦, 中平 直司 (富士通研)
ARC+CPSY+DC-2
●コンパイラ・形式文法
座長:佐藤 幸紀 (東工大)

LLVMを用いたベクトルアクセラレータ用コードのコンパイル手法
○丸岡晃, 無州祐也, 狩野哲史, 木村啓二, 笠原博徳(早大)

STRAIGHTコンパイラにおける不要コードの削減手法の検討
○中江哲史, 入江英嗣, 坂井修一(東大)

PEGマシンのFPGA実装について
○マイマイクオン, 本多峻, 倉光君郎(横浜国立大)
OS-2
●OS
座長:下沢 拓 (日立)

仮想化環境における指数平滑化法を用いたVMの性能予測に基づくDVFS制御のKVM上での評価と分析
小柴 篤史, 佐藤 未来子, 並木 美太郎 (東京農工大学)

マルチコア環境における優先度逆転を抑制するAnTのスケジュール機構の評価
鴨生 悠冬, 山内 利宏, 谷口 秀夫 (岡山大学大学院自然科学研究科)

リソース分離アーキテクチャのためのアクセラレータミドルウェア“Victream”の提案
鈴木 順 (NEC/東京大学), 菅 真樹, 林 佑樹, 荒木 拓也, 宮川 伸也 (NEC), 喜連川 優 (東京大学)
 
12:45-14:00
お昼休み
HPC 運営委員会 ARC 運営委員会 OS 運営委員会  
14:00-15:30
研究会
HPC-3
●性能最適化に向けた開発環境
座長:櫻井 隆雄(日立)

( 7) 最適化手法を自動化するXevolverフレームワーク用定義ファイルの実装
五味 歩武, 高橋 大介 (筑波大)

( 8) GPGPUフレームワークMESI-CUDAにおけるデータ再利用性を高めるスケジューラ
田中 宏明, 山本 怜, 大野 和彦 (三重大)

( 9) データレイアウト最適化指示文によるOpenACCアプリケーションの高速化
星野 哲也 (東大/東工大), 丸山 直也 (理研), 松岡 聡 (東工大)
ARC+CPSY+DC-3
●トランザクショナルメモリ
座長:大西 隆之 (NTT)

トランザクショナルメモリにおける実行パスを考慮したスケジューリング手法
○廣田杏珠, 田渕茉也, 間下恵介, 津邑公暁(名工大)

プロセッサコアへの小規模ハードウェアトランザクショナルメモリ実装手法
○櫻田賢大, 佐々木敬泰, 近藤利夫, 深澤祐樹(三重大)

スレッドスケジューラと連携した排他制御方式の選択
[変更あり]
○田邨優人, 中島耕太(富士通研)
OS-3
●ストレージとファイルシステム
座長:滝澤 真一朗 (理化学研究所)

Instant Cloud FS : 広域分散環境で即興に構築できる分散ファイルシステム
利光 宏平, 田浦 健次朗 (東京大学)

ASURA:スケールアウト型分散ストレージ向けデータ分散アルゴリズム
石川 健一郎 (日本電気株式会社)

Sequential Checking:サーバ構成変更時にデータ移動しないスケールアウト型分散ストレージ向けデータ分散アルゴリズム
石川 健一郎 (日本電気株式会社)
 
15:45-17:15
研究会
HPC-4
●耐故障システム
座長:林 亮子(金沢工業大)

(10) 仮想マシンエミュレータを用いた特定故障パターン発生時におけるアプリケーションの誤差の評価
小林 佑矢, 實本 英之, 野村 哲弘, 松岡 聡 (東工大)

(11) ワークフローシステムPwrakeにおける耐障害機能
田中 昌宏, 建部 修見 (筑波大)

(12) ネットワークトポロジーを考慮したノード故障状況の評価手法の検討
宇野 篤也 (理研), 関澤 龍一 (富士通)
ARC+CPSY+DC-4
●計算効率
座長:入江 英嗣 (東京大)

単調性を利用した計算再利用の近似計算への応用
○藤井政圭, 佐藤裕貴, 津邑公暁(名工大), 中島康彦(奈良先端大)

アウトオブオーダ命令実行の依存グラフ表現に関する考察
○谷本輝夫(九大), 佐々木広(コロンビア大), 小野貴継, 井上弘士(九大)

EMAXVにおける複数ロングバースト転送と複数ベクトル演算のオーバラップ手法
○中島康彦(奈良先端大)
OS-4
●高速化
座長:鈴木 順 (NEC)

ブロックストレージシステムにおけるキャッシュの高速化
加藤 純, 佐藤 充 (富士通研究所)

ヘテロジニアスマルチコアにおける木構造処理MapReduceアプリケーションの高速化
本田 舜, 並木 美太郎, 佐藤 未来子 (東京農工大学)

Solid State Server “Olive” におけるeMMCおよびNIC高速化
追川 修一 (筑波大学), 中村 孝史, 飯塚 拓郎, 三木 聡 (フィックスターズ)
 
17:30-19:00
研究会
HPC-5
●GPU
座長:三浦 康之(湘南工科大)

(13) アウトオブコア・ステンシル計算に対する自動テンポラルブロッキングのためのアクセラレータ向けディレクティブ
三木 脩弘, 伊野 文彦, 萩原 兼一 (阪大)

(14) HPCにおけるHSAの性能評価
石村 脩, 吉本 芳英 (東大)

(15) GPUクラスタにおけるGPUセルフMPIシステムGMPIの予備性能評価
桑原 悠太 (筑波大), 塙 敏博 (東大), 朴 泰祐 (筑波大)
ARC+CPSY+DC-5
●ストレージ・SSD
座長:中野 浩嗣 (広島大)

Spark RDDの入出力性能の高速化に関する検討
○張 凱輝(筑波大), 谷村勇輔, 中田秀基, 小川宏高(産総研)

ワークロードに応じたキャッシュ配分によるSSDの格納データ最適化
[変更あり]
○小川周吾(NEC)

ラック間をまたぐリモートGPUおよびSSD間通信への光無線割り当ての評価
○原 弘明, 森島 信(慶大), 鯉渕道紘(NII), 天野英晴, 松谷宏紀(慶大)
OS-5
●VMM
座長:高宮 安仁 (NEC)

Lock-Holder Preemption における Pause Loop Exiting の限界に関する調査
山崎 修平, 河野 健二 (慶應義塾大学)

マルチコアプロセッサ環境における組込みシステム向けVMMの研究
前田 剛志, 小柴 篤史, 佐藤 未来子, 並木 美太郎 (東京農工大学)

ハイパーバイザ開発のためのフレームワーク
江頭 宏亮, 福田 浩章 (芝浦工業大学大学院理工学研究科)
 
19:10-21:30
BoF
BoF-1
●これからが面白いコンピュータアーキテクチャ

概要:
今から10年前の2006年,FIT2006にて,「これからが面白いプロセッサアーキテクチャ」というイベントが行われました.当時,マルチコアの時代が来る中で,新進気鋭のアーキテクトの方々にプロセッサアーキテクチャ研究の方向性と未来を議論して頂きました.

あれから早10年.コンピュータアーキテクチャ研究を取り巻く環境は大きく変わりました.ムーア則の終焉,ダークシリコン,非ノイマンなど,新たな流れが出来つつあります.そこで,新進気鋭のコンピュータアーキテクトのパネリストをお迎えして,次の10年のアーキテクチャ研究の方向性と未来を議論する会を開催したいと考えております.

今回は,10年前のアーキテクト達は何を考えていて,そして結局どうなったのかを振り返りつつ,CPUのマイクロアーキテクチャだけではなく,GPUやFPGAなどのアクセラレータや,それらを活用するソフトウェアも含めて,未来のコンピュータについて様々な立場の方に議論に参加して頂きたく思います.

モデレータ:
高前田 伸也(奈良先端大),佐藤 真平(東工大)

パネリスト(予定):
井上 弘士(九州大学), 吉瀬 謙二(東京工業大学), 佐藤 寿倫(福岡大学), 塩谷 亮太(名古屋大学), 鳥居 淳(ExaScaler), 中原 啓貴(東京工業大学)
     


8/9(火)

時間 中ホール 第1会議室 第2会議室 国際会議室
08:30-09:00
受付 & 会場準備
準備 準備 準備 準備
09:00-11:00
研究会
(OSは9:30、MEPAは10:00開始)
HPC-6
●電力・性能解析
座長:大島 聡史(東大)

(16) CPUとDRAMへの電力バジェット配分を考慮したGraph500の性能評価
垣深 悠太, 安井 雄一郎, 小野 貴継, 稲富 雄一, 藤澤 克樹, 井上 弘士 (九大)

(17) 電力制約型スーパーコンピュータにおける性能モデリング
稲富 雄一, 垣深 悠太, 小野 貴継, 井上 弘士 (九大)

(18) ON/OFFリンクを有するHPCシステムのインターコネクトにおける電力の見積手法
西郷 雄斗, 三輪 忍, 八巻 隼人, 本多 弘樹 (電通大)

(19) モデルパラメータに非負制約を課した回帰モデルによる大規模並列計算の性能予測
折居 茂夫, 今村 俊幸 (理研), 山本 義郎 (東海大)
ARC+CPSY+DC-6
●メモリアーキテクチャ
座長:有間 英志 (東京大)

L1規模のパケット処理キャッシュにおけるライン入れ替え方式の検討
○八巻隼人(電通大), 西宏章(慶大)

Pre-Promotion の動的切り替え手法の検討
[変更あり]
○甲地弘幸, 入江英嗣, 坂井修一(東大)

GCにおける冗長なマーク処理抑制のためのハードウェア支援手法
○河村慎二, 津邑公暁(名工大)

キャッシュの分割領域の動的管理による高速化
○刀根舞歌, 佐々木敬泰, 深澤祐樹, 近藤利夫(三重大)
OS-6
●キーバリューストア
座長:山田 浩史 (東京農工大)

(9:30開始)

KVSを利用した高速なブロックストレージ
田所 秀和 ((株)東芝 研究開発センター), 石山 政浩 ((株)東芝 ストレージ&デバイスソリューション社), 松崎 秀則((株)東芝 研究開発センター)

分散キーバリューストアにおけるアクセス頻度を考慮した階層化ストレージ手法の提案
鴨下 将成, 川島 龍太, 松尾 啓志 (名古屋工業大学)

不揮発性 DIMM を用いた LSM-tree によるキーバリューストアの性能向上
迫田 賀章, 青田 直大, 河野 健二 (慶應義塾大学)
MEPA-1
●並列計算
座長:片桐孝洋(名古屋大学)
(10:00開始)

反復型ステンシル計算のマルチコア・メニーコア向け実装に関する考察
深谷猛(北海道大学),岩下武史(北海道大学)

ブロック化赤-黒順序付けにおけるMILU分解の問題点と緩和係数導入の効果
塩谷明美(電気通信大学),山本有作(電気通信大学)
11:15-12:45
研究会
HPC-7
●省電力システム
座長:辻 美和子(理研)

(20) 電力制約を考慮した資源管理ツールによるHPCシステムの電力性能解
坂本 龍一, カオ タン, 和 遠, 近藤 正章 (東大/CREST), 深沢 圭一郎 (京大), 上田 将嗣 (九大), 稲富 雄一, 井上 弘士 (九大/CREST)

(21) コードレベル性能最適化が電力効率に与える影響の分析
今村 智史, 安井 雄一郎, 稲富 雄一, 藤澤 克樹, 井上 弘士, 小野 貴継 (九大)

(22) メモリホットプラグを用いたメインメモリの省電力化に関する初期検討
石原 雅也, 三輪 忍, 八巻 隼人, 本多 弘樹 (電通大)
ARC+CPSY+DC-7
●耐故障・信頼性
座長:井上美智子(奈良先端大)

パラメータサーバを用いた並列機械学習システムにおける耐故障性のシミュレーション
○黎 明曦(筑波大), 谷村勇輔, 中田秀基(産総研)

t/mビット同期誤り通信路モデルと誤り制御符号化法の検討
○金子晴彦(東工大)

受信信号強度を用いたデバイス認証方式における攻撃可能条件の定式化
○藤井達也, 小野貴継, 金谷晴一, 井上弘士(九大)
OS-7
●仮想化基盤管理
座長:尾上 浩一 (富士通)

ネストした仮想化を用いたVMの安全な帯域外リモート管理
二神 翔太, 光来 健一 (九州工業大学)

OpenStackの挙動をリアルタイムに可視化するためのシステム
高橋 ひとみ, 勝野 恭治, 小野寺 民也 (日本IBM 東京基礎研究所)

SDNスイッチにおける柔軟なパケット制御機構の提案
小嶋 奨, 福田 浩章 (芝浦工業大学大学院理工学研究科)
MEPA-2
●行列計算
座長:岩下武史(北海道大学)

一般内積に対するグラム・シュミット直交化の演算量削減およびその性能評価
今倉暁(筑波大学),山本有作(電気通信大学)

階層型行列表現を用いた行列演算
伊田明弘(東京大学)

フィルタ対角化法に用いるフィルタの通過域に於ける伝達率の一様性が低い場合に対する対策の考察
村上弘(首都大学東京)
12:45-14:00
お昼休み
  CPSY 専門委員会 ACS 編集委員会  
14:00-15:30
研究会
MEPA-3
●行列計算・並列化
座長:山本有作(電気通信大学)
(45分講演)

逆固有値問題に対する疑似ニュートン法の導出について
相島健助(東京大学)

非同期並列前処理手法について
中島研吾(東京大学)
ARC+CPSY+DC-8
●ネットワーク性能
座長:高藤 大介 (広島大)

一斉同期通信の最短時間パケットスケジューリング ?PSOによる最適化の試み?
○横田隆史, 大津金光, 大川猛(宇都宮大)

ネットワークにおけるタグ情報の多重暗号, 復号化を用いたパケット配送経路特定手法の提案
○増川健人, 西 宏章(慶大)

FPGAを用いたFat TreeベースNoCの高速エミュレーション
○Thiem Van Chu, 吉瀬謙二(東工大)
OS 運営委員会 予備 HPC-8
●並列処理
座長:南里 豪志(九大)

(23) Critical Path Analysis for Characterizing Parallel Runtime Systems
An Huynh, Kenjiro Taura (Univ. of Tokyo)

(24) Performance Modeling of Task Parallel Programs
Namsraijav Byambajav, Taura Kenjiro (Univ. of Tokyo)

(25) タスクの依存性を用いたOpenMPプログラムのNUMA最適化
李 珍泌 (理研), 津金 佳祐 (筑波大), 村井 均, 佐藤 三久 (理研)
15:45-17:15
研究会
懇親会準備 ARC+CPSY+DC-9
●設計手法・アーキテクチャ探索
座長:天野 英晴 (慶應大)

ヘテロジニアス・プロセッサの設計探索手法の初期検討
○澁谷俊憲, 三輪忍(電通大), 塩谷亮太(名大), 佐々木広(コロンビア大), 八巻隼人, 本多弘樹(電通大)

Altera SDK for OpenCLを用いたランダムフォレストによる分類の高速化
[変更あり]
○中原啓貴, 神宮司明良, 藤井智也, 佐藤真平(東工大), 丸山直也(理研)

高位合成ツールを用いたFPGA並列コンピューティングの可能性検討
○福岡久和, 山野龍佑, 高前田伸也, 中島康彦(奈良先端大)
  HPC-9
●並列言語(1)
座長:藤井 昭宏(工学院大)

(26) アクセラレータクラスタ用プログラミング言語XcalableACCによる格子QCDの並列化の検討
中尾 昌広, 村井 均, 小田嶋 哲哉 (理研), 田渕 晶大, 朴 泰祐 (筑波大), 佐藤 三久 (理研)

(27) PGAS言語XcalableMPによるFiberミニアプリ集の実装と評価
村井 均, 中尾 昌広, 岩下 英俊, 佐藤 三久 (理研)

(28) PGAS向け低水準通信レイヤーのマルチスレッド実装
遠藤 亘, 田浦 健次朗 (東大)
17:30-19:00
研究会
懇親会準備 ARC+CPSY+DC-10
●画像処理・システムソフトウェア
座長:大津 金光 (宇都宮大)

カーネルバイパスと軽量スレッドを用いた高速通信方式の実装
○前田宗則, 田邨優人, 松尾勇気, 佐藤 充, 中島耕太(富士通研)
[変更あり]

マルチグレイン並列化を支援する動画像処理環境の実装
○古橋一輝, 小野和馬, 津邑公暁(名工大)

レンズ境界部除去によるライトフィールド動画のHEVC圧縮高速化検討
○三谷剛正, 嶋谷 知, ユッタコンキット ユッタコン, 中島康彦(奈良先端大)
  HPC-10
●並列言語(2)
座長:細井 聡(富士通研)

(29) 軽量スレッドライブラリArgobotsによるPGAS言語XcalableMPの動的タスク並列機能の設計
津金 佳祐 (筑波大), 中尾 昌広, 李 珍泌, 村井 均 (理研), 佐藤 三久 (筑波大/理研)

(30) Omni XcalableMP V1.0におけるCoarray機能
岩下 英俊, 中尾 昌広, 村井 均, 佐藤 三久 (理研)

(31) Flash SSDを含む多階層メモリを活用するPGASランタイムシステム
松宮 遼, 遠藤 敏夫 (東工大)
19:10-21:30
懇親会
懇親会      


8/10(水)

時間 中ホール 第1会議室 第2会議室 国際会議室
08:30-09:00
受付 & 会場準備
準備 準備 準備  
09:00-11:00
研究会
(ARC+CPSY+DC、PROは9:30開始)
HPC-11
●HPC一般
座長:横川 三津夫(神戸大)

(32) ポストムーア時代におけるFLOPSからBYTESへの変革
松岡 聡 (東工大), 天野 英晴 (慶大), 中島 研吾 (東大), 井上 弘士 (九大), 工藤 知宏 (東大), 丸山 直也 (理研), 田浦 健次朗 (東大), 岩下 武史 (北大), 片桐 孝洋 (名大), 塙 敏博 (東大), 遠藤 敏夫 (東工大)

(33) パケット交換網の万能性と一般化Benes網による実現
太田 昌孝 (東工大)

●通信
座長:板倉 憲一(JAMSTEC)

(34) Progress threadを用いた非ブロッキング集団通信の性能調査
成林 晃, 南里 豪志, 天野 浩文 (九大)

(35) Performance assessment of highly concurrent linked list with good spatial locality
Jabri Mohamed Amin, Tatebe Osamu (Univ. of Tsukuba)
ARC+CPSY+DC-11
●データ通信性能
座長:三吉 貴史 (富士通研)

PEACH3の性能測定
○金田隆大, 鶴田千春(慶大), 塙 敏博(東大), 天野英晴(慶大)

FPGA NICを用いたSpark Streamingの低遅延オフローディング
○中村幸平, 林 愛美, 松谷宏紀(慶大)

ExpEtherにおけるOn-the-flyでのデータ圧縮
○志村英樹, 三石拓司(慶大), 菅 真樹, 吉川隆士(NEC), 天野英晴(慶大)
[変更あり]
PRO-1
●構文解析
座長:馬谷 誠二(京大)

(9:30開始)

PEGのパラメタ付き拡張Macro PEGの提案
○水島 宏太(ドワンゴ)

解析表現文法の指数時間性についての考察
○山口 大輔, 山口 真弥, 千田 忠賢, 倉光 君郎(横浜国大)
 
11:15-12:45
研究会
HPC-12
●性能チューニング
座長:高橋 大介(筑波大)

(36) Flashを用いたOut-of-coreステンシル計算のためのブロッキングパラメタ自動チューニングシステム
緑川 博子 (成蹊大), 丹 英之 (アルファシステムズ)

(37) ステンシル計算コードの性能とメモリレイアウトの関係性について
佐藤 真平, 佐藤 幸紀, 遠藤 敏夫 (東工大)

(38) 3次元積層技術による高メモリバンド幅時代の自動チューニング~FDMコードを例にして~
片桐 孝洋 (名大), 松本 正晴, 大島 聡史 (東大)
ARC+CPSY+DC-12
●クラウド・ネットワーク
座長:小川 周吾 (NEC)

ネットワーク内キャッシュによるISPネットワーク通信電力の削減
○野島幸大, 城間隆行, 中島拓真, 吉見真聡, 策力木格, 吉永 努(電通大)

(発表キャンセル)クラウドアプリケーションのワークロード特徴分析
○鈴木成人, 児玉宏喜(富士通研), 山中英樹, 宮崎智徳, 小島数実(富士通コンピュータテクノロジーズ), 福田裕幸(富士通研)

インタークラウドを活用した自動災害復旧システム
○溝田敦也, 城間隆行, 中島拓真, 吉見真聡, 策力木格, 吉永 努(電通大)
PRO-2
●並列処理
座長:窪田 昌史(広島市大)

タスク並列プログラムに対する動的カットオフ手法の評価
○岩崎 慎太郎, 田浦 健次朗(東大)

タスクスケジューリング問題におけるDF/IHS法の探索ノード数削減
○松瀬 弘明, 中村 あすか, 富永 浩文, 前川 仁孝(千葉工大)
 
12:45-14:00
お昼休み
  SWoPP実行委員会 PRO 編集委員会  
14:00-15:30
研究会
HPC-13
●行列計算(1)
座長:深谷 猛(北大)

(39) 階層型行列ベクトル積のメニーコア向け最適化
大島 聡史, 伊田 明弘, 河合 直聡, 塙 敏博 (東大)

(40) FPGAを用いた階層型行列ベクトル積
塙 敏博, 伊田 明弘, 大島 聡史, 河合 直聡 (東大)

(41) 入力サイズより出力サイズが十分小さい場合のGEMM演算のGPU上での実装
服部 大士, 藤本 典幸 (大阪府立大)
ARC+CPSY+DC-13
●ニューラルネット・人工知能
座長:鯉渕 道紘 (NII)

再構成可能なニューラルネットワークアクセラレータの提案と性能分析
○大場百香, 三輪忍(電通大), 進藤智司, 津邑公暁(名工大), 八巻隼人, 本多弘樹(電通大)

ニューラルネットワークアクセラレータにおけるコア間通信量最小化のためのタスク配置手法
○進藤智司(名工大), 大場百香(電通大), 津邑公暁(名工大), 三輪忍(電通大)

人工知能指向アーキテクチャの現代的アプローチ
○竹岡尚三, 中條拓伯(東京農工大)
PRO-3
●プログラミング言語
座長:八杉 昌宏(九工大)

Continuation based C を用いたプログラムの検証手法
○比嘉 健太, 河野 真治(琉球大)

A Layer-based Approach to Hierarchical Dynamically-scoped Class Extensions
○Matthias Springer, Hidehiko Masuhara(Tokyo Institute of Technology), Robert Hirschfeld(University of Potsdam)
 
15:45-17:15
研究会
HPC-14
●行列計算(2)
座長:曽我部 知広(名大)

(42) GPGPU向け省メモリ指向行列格納方式の提案とGMRESへの適用
河村 知記 (JAIST), 米田 一徳, 山崎 崇史, 岩村 尚, 渡邉 正宏 (富士通), 井口 寧 (JAIST)

(43) 一般化菱形行列冪カーネルのための領域分割アルゴリズム
須田 礼仁 (東大)

(44) 実対称定値一般固有値問題の最小側固有対を解くための 実数シフトのレゾルベントの多項式によるフィルタの簡易な設計法
村上 弘 (首都大)
ARC+CPSY+DC-14
●FPGA・シミュレーション
座長:三輪 忍 (電通大)

電力制約FPGAアクセラレータにおける実行制御手法の検討
○藤本啓輔, 高前田伸也, 中島康彦(奈良先端大)

Zynqを用いた衛星エンジンシミュレーションの高速化の検討
○酒井諒太郎(慶大), 宮島敬明(JAXA), 杉本 成(慶大), 藤田直行(JAXA), 天野英晴(慶大)

FPGAを用いた高速ライフゲームシミュレーション
○濱田雄真, シュウ キン, 中野浩嗣, 伊藤靖朗(広島大)
PRO-4
●関数型プログラミング
座長:増原 英彦(東工大)

Haskellの並列ライブラリの有用性の検証:超解像処理を用いた事例研究
○松本 拓也,松崎 公紀(高知工科大)

(16:30終了)
 
17:30-19:00
研究会
HPC-15
●データレイアウト
座長:遠藤 敏夫(東工大)

(45) 数式の依存グラフを仕様とするOpenMPプログラムのメモリ参照効率向上
角田 優貴, 置田 真生 (阪大), 安部 武志, 浅井 義之, 北野 宏明(OIST), 萩原 兼一 (阪大)

(46) データレイアウト最適化によるGPU用粒子法プログラムの改良
高田 貴正, 大野 和彦 (三重大)

(47) 単一GPUコードをマルチGPU環境で実行するための多次元データ分割手法の検討
酒井 亮太郎, 伊野 文彦, 萩原 兼一 (阪大)
ARC+CPSY+DC-15
●ネットワーク・グラフ
座長:中島 康彦 (奈良先端大)

Random Grid Graph for Low-Latency Networks
○Koji Nakano, Daisuke Takafuji, Satoshi Fujita(Hiroshima Univ.), Hiroki Matsutani(Keio Univ.), Ikki Fujiwara, Michihiro Koibuchi(NII)

非正則グラフによる低遅延相互結合網の検討
○安戸僚汰(慶大), 藤原一毅, 鯉渕道紘(NII), 松谷宏紀, 天野英晴, 中村維男(慶大)

トーラスに規則的に辺を追加した直径および平均パス長最小のグラフ
[変更あり]
○小林寛之, 藤本典幸(阪府大)
PRO 編集委員会  
19:10-21:30
BoF
BoF-2
●ムーア法則の終焉 ~新たな挑戦と機会~

提案者:
松岡 聡(東京工業大学)、天野 英晴(慶応大学)、中島 研吾(東京大学)

概要:
1960年代に米インテル社の創業者ムーアが唱えた「ムーアの法則(LSI上の複雑さ≒トランジスタ数は毎年指数的に増加する)」によるCPU性能の指数的な向上がこの数十年間持続され,科学技術の発展,社会インフラの充実に大きく貢献してきました。 しかし,近年リソグラフィーの微細化技術に限界,形成されるトランジスタの微細化による物性的問題等が相俟って,ムーアの法則が2025-2030年頃に終焉すると予測されています。 そのようなポスト・ムーア時代において高性能計算技術の持続的発展を図るためには,幅広い分野の専門家の緊密な協力の下に,現状のスパコンに代表される計算性能(FLOPS)中心の性能向上技術からデータ移動(BYTES)中心に転換する新たな体系を築くことが必要です。

デバイス,アーキテクチャ,システムソフトウェア,アルゴリズム,アプリケーションの各分野の立場から横断的に議論を行い、今後、特にポスト・ムーア時代を生きる若手研究者にどのような挑戦と機会があるか議論します。